ITとdesign エンジニアのブログ by エンジ庭

IT業界のトレンドなどIT分野について学んだ事を書いていきます。プログラミング技術などについて現在Qiitaメインに書いてますので、そちらを参照ください。  https://qiita.com/kota_sho

ブロックチェーン

ブロックチェーン

ブロックチェーンに興味があったので色々調べてみました。

よく聞くし、なんとなくわかるけどちゃんと仕組みが理解できていませんでした。

丁度中田敦彦さんが動画で解説されており、わかりやすかったので

自身の学習用メモとしてブロックチェーンとは何かについてまとめます。

こちらの本を元に解説をされていました。

 

WHY BLOCKCHAIN

https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798162652

 

「このブロックチェーンの本質は、技術でなく思想である」

 

ブロックチェーンは技術ではなく考え方が新しい。

今まで移動通信システムは1Gから進化を続けてきました。これから5G世代に入っていきますが、その5Gにおいて重要な役割を担うと言われているうちの1つがブロックチェーン

 

まず、今までの歴史から

1G 携帯電話の登場 B to B

2G アナログからデジタルへの変革 メールやWebの閲覧が可能に

3G 高速な通信とそれによるインターネットの利用

4G スマートフォンの登場

5G これからの世界

 

 

バイスは従来の携帯電話からスマートフォンに代わり、随分と便利になりました。

しかし、それ以上の画期的なものは登場していません。ある時からデバイスは進化しなくなりデバイスコモディティー化(日用品化)するようになりました。

ウェアラブルスマートスピーカーと言ったものが登場していますが、これは次世代への実験中という事のよう。

 

インターネットはもともとBtoBでありオフィスの中だけ、ビジネスのためにあり

それが → 個人用PCやスマホの登場

→ フリマアプリなど個人間のやり取り(CtoC)が始まり

今は、SNSで個人で発信する  ポストスマホ時代 常時オンライン化した個人の時代へと突入しています。

 

無人のレジはもう遅いと言われこれからはレジなしの店がどんどん生まれていくと言われる時代。次の時代が見えてないと設備投資や努力が無駄になってしまうという指摘も。

 

そして今から5G時代に入っていく中で、キーになってくると言われている「4つの神器」

 

5G時代の4種の神器

これからの5G時代にはどのような技術が使われていくのか。

5G時代の4種の神器と言われているのが、

 

IoT 

「データを集め」

スマホ、PCだけではく、車や家電など身の回りのものや工場内でも、全てがインターネットにつながる時代へ。 

 

クラウド 

「集めたデータをクラウドへ」

ハードに情報をストレージする必要はなく、クラウド上に情報を上げ管理する。

 

ブロックチェーン 

「集まったデータを管理し」

 

AI 人工知能 

「どのように使うか考える」

 

ブロックチェーン

本題のブロックチェーンについて

以下、4つの技術によってブロックチェーンは仕組化されています。

いずれの4つの技術共もともとあったものですが、これらを合わせることによってブロックチェーンは仕組化されました。

 

1、暗号化技術 

 データのやり取りは全て暗号化されています。メールなど届ける途中で暗号化されており、相手に届く際に人間が読めるように文字に変換されます。動画では引っ越しに例えられ、引っ越しする際にはカテゴリーごとに荷物を梱包しますが、それと同じで「情報を梱包して見えなくした上で箱に詰める」作業が暗号化です。その箱が順番に並べられる、つまりブロックに入れてチェーン上に並べる。(詰めて並べる)のがブロックチェーンを作る1つめの技術。

 

2、コンセンサスアルゴリズム

次に、詰めて並べた後にみんなで確認する作業。

ブロックチェーンでは後述のP2Pの仕組みにより中央に管理者がいないため、参加者全員で不正な取引がないか確認します。

ネットワーク内で行われた新規の取引の正当性については参加者全員で合意をする必要があります。合意形成上のルールを定めるのがコンセンサスアルゴリズム

 

3、P2P

中央集権型ではなくP2P(ピアツーピア)。

中央のサーバーにアクセスして情報やデータを得るのではなく、相互に対等なもの同士が情報やデータのやり取りを行う。リーダーはおらず、全員が対等な関係。

 

4、DLT(分散型台帳技術)

(記録をみんなで持つ)どこの箱に何を入れて、いつ何を編集したか共有する。

改ざん不可能であり情報の信頼性高い

 

以上が、

・詰めて並べる(暗号化技術)

・並べたものをみんなで確認する(コンセンサスアルゴリズム

・リーダーはおらず(P2P

・記録をみんなで持つ(分散型台帳技術)

 

それが

 

ブロックチェーンであり

自律分散型の情報管理のシステム

 

一度走り出したらコントロールする人はいないし

仕組みができたらあとはそのルールの中で行われる

それを元に作られました。

 

そしてビットコインに代表される仮想通貨もこのブロックチェーンを基に作られました。

 

次回は仮想通貨をはじめ、どのようにブロックチェーンが使われているのか、また今後使われていくであろうか、まとめます。